2012年3月9日金曜日

三国志って実話ですか?

三国志って実話ですか?







私たち日本人が広く知ってる三国志は

歴史事実を基に再構成されたフィクションです。



舞台は2~3世紀の中国で、

史書として著されたのは、やや下った時代、

晋の時代の陳寿と言う人。

これは厳然たる歴史書で、読み物としてはあまり面白くありません。



私たちが親しんでいる、

軍紀物語として完成された三国志「演義」は

ずっと後年、14~5世紀に成立したそうです。

その間に、民衆の間で講談として語られ、

様々な形に脚色されていったので、

もはや原型をとどめないくらいに変わってしまったでしょう。

張飛が虎髭と言う設定も、唐の時代あたりに決まったとか。



日本で普及した吉川英治の三国志は、

三国志演義が「原作」で、

さらに日本人用にアレンジが施されています。

本家の三国志は、孔明が妖術やら何やら使いまくって

もはや西遊記並のファンタジーですから。



私は、三国志がこれほど日本でメジャーになった

最大の功績は、吉川英治だと思ってます。

坂本龍馬がメジャーになった功績が

司馬遼太郎であるのと同じ。





別に、三国志に限ったことじゃありませんけどね。

講談のように、民衆の手で語られてきた物語は

大抵の場合、その場しのぎで話を語り継いでいくから

一つにまとめようとすると、時間軸やらキャラ設定やらが

無茶苦茶になってるものです。



中国で最も人気のある武将、岳飛を扱った「岳飛伝」が

10年くらい前に日本語に訳され、小説として出版されましたが、

作者は、多くの史料の、時間軸と地理のいい加減さに辟易したそうです。

相当うんざりしたのか、日本の歴史小説に例えてます。

「元禄50年、柳生十兵衛が札幌の塚原卜伝に会うために

神戸から西へ行き、一日で横浜に着いて二人は出会った」

こんな、突っ込みどころ満載の記録で歴史小説を書いたわけです。

最後の辺りはほとんど投げやりになったそうです。



現代で言うなら、週刊のマンガ雑誌では、

1週間以内で1話を描ききらないといけないから、

毎回、大急ぎで原稿を書いてるから、

後で単行本でまとめて読むと、

内容に矛盾が生じてることがあります。

私の記憶では「聖闘士聖矢」とか「キン肉マン」とかそうでしたね。

その場の勢いだけで書いてるようなマンガは特に。



ま、そんなものです。








回答じゃないけど

僕も同じ質問

しようとしてた

のでミナサン

回答

ドモドモでし ^^

でし=です^^







『三国志』は史書の名前です。



日本で「三国志」と名前の付いた「小説」が売ってあることがありますが、

それは史書または「三国志演義」という明代の小説から翻案した小説です。



なので実際に起こった話です。しかし小説になっているものは当然フィクションが入っています。



これが正確な答えです。







史実を基に脚色を加えた、「物語」です。









中国の壮大な嘘だと思いますよ。



実在した人も何人いたかどうか…。







実話の部分もありますがほとんどが脚色されてると思っていいと思います。

1800年も前の話ですよ

本当のことはだれにもわかりません^^

0 件のコメント:

コメントを投稿