三国志の策略家や軍師といえば、諸葛孔明、司馬仲達、陸遜などですが、
では日本史を代表する策略家や軍師といえば、誰だと思いますか?自分は竹中半兵衛や山本勘助だと思いますが、他にいませんか?
主に策略家として黒田官兵衛・本多正信・大久保利通・藤原不比等・藤原鎌足・近衛前久・源頼朝等ですかね
夢を壊すようで申し訳ありませんが、日本の戦国時代には軍師というのは実在しません。『甲陽軍鑑』などをもとに、江戸時代になってできた「軍学」が作りだしたフィクションです。竹中半兵衛や山本勘助、また先の回答で列挙されている人物は、実際には中規模の領主で、行政官ないしは軍事指揮官がほとんどです。
したがって、実際に軍師として仕事をした人物となると、幕末ということになりますね。
大村益次郎あたりがその筆頭でしょうか。
日本代表は大村益次郎でいいでしょうね。
実績もありますし、何より明治のことですから記録も残っています。
諸葛孔明は軍師や策略家に値しません
彼は政治家であり戦略家です
司馬懿もどちらかといえば謀略家
陸孫も戦術家がイメージとしては近いでしょう
あなたは、戦国時代の人間を挙げていますが
そもそも、戦国時代には軍師はいませんでした
軍師的存在に軍配者がいますが
これは、陰陽道の影響を受けた占星術、易などの占術を学び合戦の吉凶をはからう者でしたが
これには、角隅石窓、川田義郎などがいます
現在の軍師のイメージとは違うわけです
確かに竹中半兵衛や山本勘助は有名ですがそれ以外にもとなりますと以下の人物が挙がります。
島津家 長寿院盛淳 大友家 角隈石宗 立花道雪 竜造寺家鍋島直茂
阿蘇家 甲斐宗運 三好家 松永久秀 朝倉家 朝倉宗滴 羽柴家黒田孝高(如水)
今川家 大原雪斎 北条家 北条幻庵 上杉家 直江兼続 宇佐美定満
山内上杉家 長野業正 伊達家 片倉景綱 大崎家 一栗放牛
辺りが戦国期の軍師になりますが、ただ中国の軍師と日本の軍師の違いは一軍の将として活躍するか
否かということがあります。
中国の軍師はどちらかというと一軍の将として動くよりも帷幕の将として活躍するほうが多いです。
その条件に当てはまるような人物になると戦国期の日本人はどちらかというと評価は低く見られがちになりますが
あえて該当する人物となると北条家の北条幻庵、大友家の角隈石宗です。
ただ角隈石宗は文献や伝承によると軍師というより妖術使いのイメージになりやすく張角の雰囲気になりそうです
0 件のコメント:
コメントを投稿