三国志って武官が目立ちますが、文官が主役な徹底的にインテリ、上から目線の小説を読みたいと思う方いますか?
張飛や関羽や徐晃、甘寧などは脇役で諸葛、劉巴、陳群、王郎、顧擁、陸積、歩隲などが活躍します。
酒見賢一さんの『泣き虫弱虫諸葛孔明』(文藝春秋刊)が面白いですよ。
徐庶や孔明が、劉備、関羽、張飛、趙雲達の、単純な思考や凶暴な行いを、冷めた目(というか、半分馬鹿にしながら・・。)で見ながら物語が展開します。
単行本で1巻500ページ。読み応えはありますが、基本脱力系。
2巻刊行中で、まだ続きます。
今後の展開が期待です。
単純明快な「戦い」の方が、世間には受けると思いますが。でも、文官という、まったく違う視点から読む三国志も、違う味を醸しだして、良いのではないでしょうか。
自分的には、読みたいですね
小説ではありませんがマンガで「南江行」という題で
周喩との出会い~赤壁までの魯粛が主人公です。
三国志に関わらず戦記ものの主役はどうしても武官になりますね。
諸葛孔明も史実では富国強兵の促進や、政治体制の立て直しなど地味ながらも後世に称えられる政策を行ったことで天才とか名宰相と言われていましたが、それでは面白くないので三国志演技では自ら陣頭に立って妖術や天才的策略を行う派手なタイプに書き換えられています。
小説をお書きになるのですか?
文官視点は面白く読ませることは難しいようなので頑張ってください。
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