三国志で、諸葛孔明が行ったとされる空城の計は本当にあったことなのでしょうか？

三国志で、諸葛孔明が行ったとされる空城の計は本当にあったことなのでしょうか？

諸葛孔明という人は天才であるとよく言われます。確かにそれは間違いありませんが、基本的に彼の才能は軍事ではなく政治の分野にありました。

また、軍事面だけを見てみると、軍を統率するのはうまいけど、敵の意表をつく奇策を練るのはそれほどではないという評価が定着しています。

実際、劉備が生きていた間、孔明を戦いに同軍させたり・彼に指揮を任せたりしたことは一度もありません。蜀攻略の時には龐統、漢中攻防の時には法正を連れ、孔明に後方支援を担当させたのが何よりの証拠です。

空城の計というのも、正史には記載がなく、後世のある孔明ファンの作り話です。そもそも、「三国志演義」で描かれる空城の計が使われたのは第一回北伐のときでありますが、そのときの相手・司馬懿はその戦いに参加していません。参加したのは張郃です（三国志正史より）。



でも、確かに空城の計はいかにも有り得そうな話ですね!「孔明は慎重な人だから、絶対にこんな大胆なことはしない」という予測の裏をついた見事な作戦です。この話を考えた人は偉いと思います。

嘘です。



同時代に他の武将がやってます。

誰だか忘れました。



追加です。

一人は魏の文聘です。

呉の孫権の数万の大軍が文聘の守備する城砦に迫った時、行っている話があります。



もう一人は蜀の趙雲です。

曹操軍に包囲され、残兵数十騎となった時、逃げ込んだ砦の門を開け放って鳴りを潜めたという話があります。

あるわけがないです。

斥候数名に偵察させますから。

孔明の功績の殆どは、演技での創作です。



空城の計も創作です。