三国志演義にはまっています。
小説の三国志では何がオススメですか?
北方三国志、伴野三国志、陳舜臣「曹操」、「天の華・地の風」、「かぜ江」シリーズ、は既読です。
あげておられる作品以外で、何作かあげます。
・吉川英治氏の「三国志」
:日本の作家によるものとしては、最もスタンダードなものです。
「三国志演義」に準拠していますが、語り口でひきこまれて
しまいます。
孔明の死(「演技」でいうと、全120回中の100回)までが
描かれます。
・柴田練三郎氏の「英雄三国志」
:以前、「英雄ここにあり」・「英雄いかに死すべきか」の2作
だったものを、1タイトルにまとめたものです。
文庫で全6巻。
やや冗長な部分をばっさりと切り取った読みやすい作品になっています。
6巻目は孔明死後の話になっており、姜維の奮闘や司馬氏の台頭が
描かれます。
(「演技」以外で、この部分が描かれているものはすくないです。)
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4087476731/sr=1-6/qid=1165045248...
・宮城谷昌光氏の「三国志」
:他のものと異なり、漢末の曹操の祖父の時代から話が始まります。
「難しい」というわけではありませんが、重みのある小説です。
現在、6巻まで刊行中。今一番の注目作でしょう。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4163597506
なお、すでにお読みかもしれませんが、陳舜臣氏の
「曹操 -魏の曹一族-」には、直接の続編「曹操残夢」が
出ています。
こちらも曹操や孔明の死後が描かれています。
http://www.amazon.co.jp/%E6%9B%B9%E6%93%8D%E6%AE%8B%E5%A4%A2-%E9%AD...
陳舜臣の本がお好きなら「諸葛孔明」、「秘本三国志」というのもあります。「演義」からは
多少離れてしまいますが。
あとは吉川英治の「三国志」はみんなが読んでると思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿