三国志で孔明亡き後の蜀が残り2国(魏・呉)を制圧して天下を統一するには、どういった手順・手段を選択するのが適当だと思いますか?
国力に人材、全てで見劣りするので現実的に無理でしょう。まあ、それは誰もが考えることなので今回は蜀が統一するにはを考えてみました。孔明亡き後は呉と同盟を組みとにかく時が経つのを待つ。魏で内乱が起こる(晋建国)時期に呉と蜀で攻める、北方や西涼の方からも同時進行を画策し魏の戦力分散を図る、晋がまだ国として整っていないとき このときしか勝機はない。
他の回答者さんの回答通り、人材面、国力すべてにおいて蜀は他2国に勝てないので、統一するのは不可能ですね。
諸葛武侯は兵法に深く通じ、国を背負って大勢の兵士達の命を預かって自国に大敗退がないように命がけで考えに考え抜き練りに練った手順・手段だと思います。
そんな大役を背負って天才諸葛武侯ができなかったのだから、どうして私たちにその手順・手段がわかるでしょうか。
言うだけならなんとでも言えますが、それがわかって成功できたら私たちは諸葛武侯より天才ですよ。
孔明亡き後の費禕も言っていた有名な言葉があります。
「諸葛丞相ですら中原を平定できなかったのだから、まして我々ではなおさら無理だ」と。
費禕や幾度も挑戦した姜維にもできないものをほかの手順・手段で天下統一の成功を私たちに見出せるわけがありません。
私は三国志演義はもちろんのこと三国志の史実に関する書を多々読み、さらには孫子の兵法書や北京大学考古系に留学(文部科学省交換留学)の中国考古学ならびに中国軍事歴史を専門に詳しいバトルマスターこと来村先生の書をいくつか読んでいますが、蜀にどう考えても天下統一を成すのは国力や人材不足で無理です。
わずかに可能性があるとすれば、孔明の喪に服するとかいって兵を引き、呉と共闘を組み、呉に本気で攻めてもらい、蜀方面が手薄になったときに、一気に中原への入り口を押さえて守りを固める。後は魏がスキを見せたら、蜀・呉が交互に又は同時に攻めて魏の領土を減らしていく、魏が滅んだらだまし討ちで呉を滅ぼすぐらいです。
とは言え、魏の国力は蜀・呉を合わせたより大きく、優れた将軍や軍師も要しており、甚だ難しいと思います。
国力差があるので、孔明がいようがいまいが、蜀の独力での天下統一は無理です。
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