三国志のファンって多いですが、どうしてですか?
人によって見方は様々ですが、私は、
1.国が3つに分かれた事
2.著者の捜索が巧みであった事
などがあると思います。
まず1対1の戦いですと相手が自然に決まってしまいますから強い方が直ぐに勝って簡単に決着がつく場合が多いのですが、3国になると弱い方が連合する事が多くなるので簡単に決着が付かず作戦も巧妙にならざるを得ません。
逆に国が多過ぎてもごちゃごちゃして分かり難くなります。
また、三国志演義は創作が多く事実とは多少違うのですが、ほぼ歴史に忠実でありながら微妙な作り話がとても巧みです。
(例えば諸葛孔明は実際には気さくを殆ど用いない人でした)
三国志の魅力
http://www.geocities.co.jp/Technopolis-Jupiter/1750/gunji.html#sang...
①三国志は正史であり、それに則した歴史小説として三国志演義があります。
②三国志演義は中国四大奇書の一つに数えられています。
③四大奇書とは水滸伝、三国志演義、西遊記、紅楼夢と金瓶梅です。西遊記と金瓶梅は人により替わったりします。
④西遊記は孫悟空の物語として、古くから日本に普及しました。子供にもわかる平易な小説やマンガやアニメにもなり、認知度が高いです。
⑤水滸伝は曲亭馬琴が「南総里見八犬伝」に引用したように、古くから知られ、日本でもテレビ番組にもなりました。
⑥三国志が普及した原因にはパソコンゲームと横山正輝のマンガの貢献があると思います。日本でテレビ番組はNKHの人形劇でありましたし、香港などで映画も撮影、日本でも上映しています。
⑦水滸伝もゲームソフトがありますが、三国志と比較して数・量共に及びません。ゲームソフトで擬似的体験をした場合、個々の登場人物への思い入れが増すのではないでしょうか。
日本の三国志のファンは吉川栄治の小説か横山光輝のマンガを読んだ人達です。
共通しているのは曹操を英雄として描いていることです。
三国志には平話、演義、史実と3種類あるのですが、そのどれもで中国では曹操は嫌われています。
ちなみに日本で三国志と言えば演義です。
なぜ人気があるのかと言われれば、日本の歴史に比べてスケールの大きい所と主人公である劉備が負ける「滅美」を表していることの2点からだと思います。
三国志史実ですら大げさすぎて日本の歴史書のような正確さは全くありません。
今の中国人を見てみるとどれくらい大げさに書いているか想像に難くないと思います。ましてや2千年前の中国人ですから・・・w
南京事件やシナ事変の犠牲者も100倍以上に盛ってくる民族の先祖です。
5万人の兵士でも平気で100万人とか書いてあります。
そのスケールの大きさは読んでいてやはり面白く感じるのは仕方のない話です。
義の人と言われている関羽雲長も日本に居たら普通の人です(義の部分では)。
むしろ裏切りの人として描かれていても可笑しくないレベルです。
とにかくなんでもおおげさです。
主人公が負ける物語は日本でも源義経が大人気なのからもやはり面白いのでしょう。
その辺りに人気の秘訣があるのだと思います。
中国でも三国志の話は古来より人気が高く、戦国時代の日本にも持ち込まれて、様々な武将が好んで呼んだそうです。中でも関羽の人気は高く、日本では商売の神様として祀られています。
中国の太平天国の乱の時にも、首謀者らが兵法書としてバイブルにしていたのが、三国志らしいです。理由は成功や失敗の例が詳しく、学の無い人にもわかりやすく書いてあるからだそうです。
そういう習慣が昔から根強く残ってるからではないでしょうか??
小説、漫画、アニメ、ドラマ、映画、ゲームと幅広く題材にされていますので、ファンは多いと思います。
どうしてか?と聞かれれば、一言で言えば面白いからです。
三国志は本来は歴史書のことですが、その時代を物語化した三国志演義というものがあり、これが現在の様々な三国志のもとになっています。
一騎当千の豪傑、深謀遠慮の軍師、各地の英傑・暴君・群雄が登場し、物語は単一の人物・勢力からのみの視点ではなく、いろいろな勢力・人物の視点からも描かれ、それが絡み合います。もちろん物語ですからフィクションや誇大表現が織り込まれていますが、事実とフィクションが適度に織り込まれ非常に面白いものとなっています。
また、魅力的な人物が多数登場し、読む者、観る者を虜にします。
特に男性であれば、豪傑達が暴れまわる場面や豪傑同士の一騎討ちの場面に胸が躍らせ、軍師たちの鬼謀神算に驚嘆させられるはずです。
また、群雄たちの栄枯盛衰からは学べるところも多いかもしれません。
今では三国志に関する漫画や小説もかなり多くなりましたのが、それぞれの作品により描かれ方が違うため、三国志と一口に言ってもいろいろな作品を楽しめるのも人気の秘密だと思います。
ちなみに、日本で三国志と言えば、スタンダードは何と言っても吉川英治の三国志(小説)でしょう。
横山光輝の三国志(漫画)もこれが元です。
近年のドラマや映画は迫力がありますので、三国志初心者にもお勧めです。
豪傑たちの漫画のような一騎当千が実写作品でも十分表現されており、アクション映画のファンでも楽しめると思います。
ドラマ「三国志」だとアクション的な最初の見どころは呂布VS劉備三義兄弟の戦いが描かれる第5話(DVD第3巻)です。
私も三国志は大好きで、少年時代に横山光輝の漫画から読み始め、ゲーム、小説、他の三国志漫画、ドラマや映画などいろいろと楽しんでいます。
ゲームはそもそもの三國志ブームから出たもので、若い世代の話しです。
日本で三國志を広く認知させたのは横山氏の漫画ではないですか?
しかし江戸時代前から中国史ファンは大名の中にも多く、かつて文化文明を中国からの輸入に頼っていたのが背景ではないでしょうか。
字が読めれば中国史、というのは古くからあったことです。
そのなかでも史記や三國志演義のようなものはドラマとかロマンといったものがあってハマりやすいのでしょうね。
ゲームや小説、映画に漫画などになっていて、試しに見たりすると、三国志の奥深さに惹かれ、三国志が好きになる人が多いからだと思います。
自分もゲームから三国志のファンになりました。ゲームだと、実際の三国志とは多少違いますが、ファンになってしまうのも頷けるような内容です。
まぁゲームでしょうね。
中井さんが声をあててる「夏侯惇」
ゲームでも史実でも人外の強さを誇る「呂布」「関羽」「趙雲」
などの効果なんじゃないでしょうか?
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