2012年3月20日火曜日

三國志の孔明は中国でも人気が抜群なのでしょうか?

三國志の孔明は中国でも人気が抜群なのでしょうか?







『三国志』を知っている人は確かに中国では意外と少ないです。

包青天とか乾隆帝とか太宗皇帝の方が人気有るような気がします。



で、知っている人を対象にしたら、人気が有るのは曹操じゃないかな。

2,3年前に『品三国』というテレビの講釈番組があり、その本も出て、かなりベストセラーになりました。

その本で主に取り上げられていたのが曹操です。

今年春に放送されたドラマ『新三国』も曹操が主役っぽい感じでしたし。



中国人全般になじみが深いのは神様になっている関公(関羽)でしょう。

お店の入り口に「財神」として祀ってあるところもたくさんあります。



孔明は完璧すぎるというか、非現実的というか・・・。

いまいちだと思います。












神になった関羽、いちびりやけど憎めなくて親近感のあるキャラに仕立て上げられた張飛に比べると孔明はかなり人気が低いでしょう。









浙江省蘭渓市の諸葛村では大人気だと思います







中国で人気があるのは諸葛亮よりも岳飛じゃないですかねぇ。







日本語学校の生徒さんの話しですが…



「日本のゲームのキャラじゃないの?」



↑これマジみたいです。











中国人全部が三国志を知っているかどうかはさて置き、神様になっている関羽を別格とすると人気があるのは孔明・張飛・趙雲あたりだそうです。

趙雲に関しては最近のアニメやゲームの影響が大きそうですが、伝統的には張飛に人気があるみたいです。







中国人の何%が孔明を知っているのか、アンケートをとったことがないですが

どうも中国人は日本人ほど三国志を知らないみたいですよ。

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