2012年3月13日火曜日

三国志は誰が書いたものが面白いですか?

三国志は誰が書いたものが面白いですか?

恥ずかしながら今まで読んだことが無いので、面白くて最後まで読めるようなのが良いです。

できれば文庫本で出ているものが嬉しいのですが・・・







三国志はとにかく登場人物が多く、つねに複数の勢力が同時進行で戦ったりなんかしたりしています。

吉川三国志、横光三国志はスタンダードということもあって淡々とした感がなきにしもあらず。

三国志にはまった初期、ふだん難しい本を読まないアホな私はこの人だれだっけ?あれ、あの武将いつ死んだの?と混乱し挫折してしまった経験があります。



三国志ははじめてでかつ難しい本が苦手、もしくは吉川、横光で武将が覚えられない、というようでしたら、私は超入門ということで『SWEET三国志』(片山まさゆき/講談社・全5巻/メディアファクトリー・全3巻)というギャグ漫画をおすすめします。

講談社版は現在手に入れにくいと思いますのでメディアファクトリーから出ている文庫でどうぞ。

ストーリーは演義ベースで黄巾党から孔明没まで。

吉川三国志もだいたいこの期間。横光三国志は孔明没〜蜀滅亡も含めています。

普通ならかなりのページを要する内容を5巻以下でまとめているので、大まかな流れがつかみやすく、かつ経済的。

しかも、三国志を知ってから読むと意外に突っ込んだところまで描かれていることに気づく作品です。



まずスタンダードを読まずギャグ漫画とは言語道断、という意見もあるかと思いますが、私はこれで主要武将やおおかたの流れを把握でき、その後あらゆる三国志作品に触れることができました。

ギャグ漫画だからキャラクターもデフォルメされていて印象に残りやすいですし。

ギャグ漫画でおおかたを把握し、吉川、横光などで三国志の世界にさらに入り込み、それからまたギャグ漫画にもどってみると、最初はわからなかった小ネタに気づいたりまた違う印象になったりして3度楽しめます。

三国志の楽しみ方の一つとして参考になれば幸いです。








最初に読むのでしたら王道の吉川版三国志を推薦します。

日本で三国志と言うとたいていはこの作品を指すことが多いです。

改行されている新しい版をオススメします。

マンガの横山三国志もこの作品がベースになっています。

慣れてきたら原作である演技や、他の作家さん(宮城谷昌光さん、陳舜臣さんがオススメです)に挑戦してみて下さい。

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