三国志後半（諸葛孔明の死後～呉の滅亡まで）で優れてる、愚かな王、将軍は誰だと...

三国志後半（諸葛孔明の死後～呉の滅亡まで）で優れてる、愚かな王、将軍は誰だと思いますか？

私は陸遜の息子の陸抗だと思います。

陸抗は陸遜同様、知略・武略に優れた名将で、併せて政治的な上奏も数多く残している。専横する家臣を除くこと、無謀な軍事行動を諫めることなどもしましたから。



愚かな王は劉禅と孫項だと思います。



劉禅は魏が侵攻してるのにも関わらず遊びほうけてましたから

もしも、必死に粘れば魏を撃退くらいはできたかもしれないです。

白帝城で劉備が息子に王としての才能なければ孔明が王になるようにと言ってましたが

もしも劉禅でなく孔明が王になれば蜀が統一できたかは分からないけど少なくとも劉禅よりは

長続きして良い国になったと思います。



孫項も気に入らない者をやたらと処刑して遊びほうけた

三国志ナンバー１になれるほどの暴君です。



他に優れたと思うのは司馬師

冷静沈着で先を読んで行動したからです。



親も子も優れてるって難しいですね。

特に三国志後半は

優れてる：

魏（晋）：司馬懿、司馬師、司馬昭、鄧艾、郭淮、羊祜・・・

呉：陸抗、朱桓、丁奉・・・

蜀：姜維、蒋苑、費禕、董允



愚か

魏：曹爽

呉：孫綝、孫峻、孫晧

蜀：黄晧、閻宇、劉禅

劉禅を暗愚と言うほどの証拠は無いですね。それを言ったら

降伏を勧めた臣下は皆暗愚、と言うことになります。



それと遊びほうけていた訳ではありません。彼は費イが後を

継いだ頃からは自らも政務に携わるようになっており、きちんと

己の職務を果たしていた、と言えるでしょう。宦官がのさばる

のも滅びる数年前の話ですし、黄コウ自体が悪政を働き、

国内が大きく乱れた、と言う話もありません。



蜀があそこで滅びたのは避けようの無い運命だった訳であり、

それで非難されるほどのことは無いと思います。



また孫コウについても、彼が降伏の際に配下の人間に送った

書簡を読んでみたり、晋側の人間に対する応対の仕方を見て

も、単純に暴君と呼んでいいのか判断が難しいところがあります。

もしかしたら、何らかの理由があってあえてそう言う振る舞いを

行なわざるを得なかったのかもしれません。



歴史書と言うのは勝者の為の歴史であって、亡国の主は必要

以上に悪く書かれるモノです。何が事実で何が偽かは今となって

は分かりませんが、それを丸飲みはしない方がいいと思います。

晋の羊祜が優れた武将だったと思います。



対呉戦の下地を作り、万全の体制を整えた人物と言われています。



内政にも優れていて、荊州で執務を執っていた際は、徳治をもって聴こえ、



呉の武将や人民が多く荊州に流れていったとも言われています。



残念ながら、呉征討ができないまま世を去りましたが、



司馬昭・司馬炎に仕え、魏･呉の民から尊敬され、



敵ながら陸抗にも認められた名将だと思います。

個人的に姜維だと思います。

師の諸葛亮から蜀の未来を託され、何度も北伐を敢行しました。

残念ながら全て徒労に終わりましたが、大黒柱である諸葛亮亡き後の蜀をよく支えたと思います。

最期も蜀を再興させようとして殺されたのですから、忠義心厚い武将でした。



暗愚な皇帝はやはり劉禅ですね。

姜維などを重用せず、奸臣を重用しました。

父劉備が創設し諸葛亮が必死で守り通した蜀をあっけなく手渡してしまいました。

姜維のようにもう少し粘って欲しかったです。