三国志の中で、諸葛亮の直属の部下というか、近い位に当たる人物を教えてください。
『泣いて馬謖を切る』っていうことわざがある位だから部下はまっさきに馬謖を思い出しますね。孔明はショクの国の中で丞相という位の立場にあり五丈原で亡くなった後はショウエン・ヒイ・董インがその位を歴任しました。彼らが亡くなると4年間で5度の北伐を敢行したキョウイが国を疲弊させて魏によって滅ぼされました。ちなみに三国志の正史の著作者チンジュは馬謖の部下であったチンショクの息子であると言われています。チンジュは孔明の事を政治家としては才能豊かであったが軍略家としては臨機応変さに欠けていたと評しています。実際に6回も北伐を行って1度も長安を落とした事もなく結果だけをみると韓遂の方が戦術は上だという事になります。赤壁では周ユ、南蛮平定は李恢・馬忠による功績が大きいです。ショクの軍略家としては劉備が益州や漢中を攻略するのに貢献した法正が一番だったと思います。孔明やホウトウ・徐庶は羅漢中が著作した三国志演義の中で誇大し過ぎてしまっていますね。魏ではシバイ仲達・カク・カクカ、呉では陸遜・周ユが孔明と勝とも劣らない人物でした。三国の中では赤壁で魏をイリョウの戦いでショクを破った呉が実質強かった事になりますね。
四相から考えると蒋琬・費褘・董允かな?
あとは馬良とか馬謖とか李厳とか黄権とかに似たイメージを受けますが・・・。
蒋琬、費禕、向朗、楊儀、馬謖。パッと思い付くのはこんぐらいかな。みんな諸葛亮の独立機関である丞相府の長吏やら参軍やらに任命されていますんで。
近い位、というが位の高さであれば、最も近いのは李厳です。蜀のNo.2だったから当然ですが。
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