三国志BEST!
三国志、三国志演義は、本当に色んな作家が個性的に描かれていますが、これぞベストという三国志(小説)を教えてください。
羅貫中の「三国志演義」そのものがベストかと思います。
日本では立間祥介氏の訳したものが読みやすいです。
最近、徳間文庫から新訂版・全4巻がでました。
注釈も豊富で、定番の作品といって良いでしょう。
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また、多くの小説が孔明の死をもって終わっているのに対し、「演技」はその後まで
描いているという意味で、落とすことができません。
近年のものに限定して考えると、北方謙三氏の「三国志」です。
独自のアレンジが加えられており、最近の小説の中では随一です。
ただし、これはオーソドックスな作品を読んだ上でアレンジを楽しむ、という方が良いように
感じます。
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なお、補足であげておられる作品の他に、陳舜臣の「諸葛孔明」、「曹操 -魏の曹一族-」、
「曹操残夢 -魏の曹一族-」も面白いです。
私も、北方「三国志」の文章には辟易してしまいましたねー(笑)
面白かったのは、林田慎之介の「人間三国志」(集英社文庫)でした。正史にのっとって、「猛将」「軍師」「主君」などの区分けで、それぞれの人物を語ってゆく傑作史伝です。
コーエーから出た「爆笑・三国志」も、マニア受けするかも。三国志を知っていれば、笑えます。
三国志は非常に興味深いネタなので、小説に限るのは、もったいないですよ!
酒見賢一『泣き虫弱虫諸葛孔明』http://hb.afl.rakuten.co.jp/hgc/0239ed10.38c09059.039d63b7.85d1d5ea...
最新刊の第2巻もついに発売http://hb.afl.rakuten.co.jp/hgc/0239ed10.38c09059.039d63b7.85d1d5ea...
小説は虚構であると考えれば、最も面白い三国志はこの小説であろう。
(と個人的に考えています)
もっとも、かなりの読み手を選んでしまいます。
受け入れられない人もいるでしょうが・・・
オーソドックスな出来栄えとしては柴錬三国志だと思います。
陳舜臣の『曹操』も名作です。続編の『曹操残夢』とあわせて読むとたまりません。
変り種としては安能務の『三国演義』でしょう。
安能ファンなら納得なのですが、知らない人にはこれもハードルが高いかもしれません。
しかし、一度嵌ればその魅力の虜になるでしょう。
短編集の中にも名作があります。
例えば、安西篤子の『花あざ伝奇』の中の「朝焼け」や
田中芳樹の『長江落日賦』の中の「白日、斜めなり」などは
短いながらも味があります。
(個人的には北方三国志はイマイチでした。ハードボイルドな三国志は違和感がありすぎました)
ちなみに、小説以外でも、研究書や読み物系で面白いものがこれ以外にもたくさんあります
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